値下げの怖さ
お金のブロックパズルを使うと、値下げが利益にどう影響するのかがわかります。
5%の値下げがどう影響するのか見てみましょう。
5%の値下げで利益が半減!?
売上などの金額が左の図のような会社があったとします。
その会社が単価だけを5%値下げした場合、
利益にどう影響するのでしょうか?
まず、売上は100→95に減ります。
5%減少です。
売上の数量が変わらないとすると、
変動費は変わらず20のままです。
(売上は単純には単価×数量で表します。)
そのため、粗利は75となります。
人件費やその他の固定費が変わらないとすると、
利益は5となります。
なんと50%、半減しました。
返済が4、設備投資が2だったとすると、
税引後の利益は4のため、
キャッシュが残るどころか2外に出てしましました。
値下げだけでは・・・
今回の図は単価だけ下がり、
売上数量や固定費は変わっていないため、
かなり極端な例となりますが、
ないとは言い切れません。
競合との低価格競争に巻き込まれたことにより、
単価を下げて数量を維持する場合は
こうなってしまう可能性大です。
社員のモチベーション維持のため人件費は変えずに単価を下げるなら、
売上数量を増やすには?
粗利率を高くするには→つまり、仕入価格を下げるには?
その他の固定費で削減できるものはないか?
と総合的に考えなければ利益が大幅に減少します。
キャッシュフローコーチとともに
経営者の方たちは、
その事業については
誰よりも詳しく情熱を持っています。
しかし数字は苦手という方が多いです。
学校で簿記などの会計をやらないので、
当たり前といえば当たり前なのです。
そのため値下げが利益にどう影響するかつかめない方も多いと思います。
キャッシュフローコーチは
お金のブロックパズルにより過去3年間の状態を把握
↓
ビジョン(理想の状態)をともに考え抜く
↓
そのビジョンに到達するための目標利益、固定費、目標売上をお金のブロックパズルで算定
↓
その目標利益、固定費の削減、目標売上を達成するための方法をキャッシュフロー着眼点モデルで考える
↓
その考えた方法をアクションプラン(いつ、何をするか)に落とし込む
↓
1シートマネープランにより、毎月目標と実績の差異をチェック
という流れでビジョン(理想の状態)にたどり着けるようサポートします。
上の流れに沿って行けば
・『ぶれない軸』ができる
・いわゆる『事業計画』を作成することができる
・いわゆる『資金繰表』を作成することができる
・そのため、銀行の融資担当者の信頼も得ることができる
つまり、上の流れをいっしょにする中で
値下げが利益にどう影響するかもシュミレーションすることができ、
利益の大幅な減少を事前に回避することができるのです。
経営者が上の流れを自分1人でやるのはものすごく大変です。
キャッシュフローコーチがそばにいれば、
キャッシュフローコーチの質問に答えるだけで
その行動ができます。
経営者は
キャッシュフローコーチを、
新入職員より少ない投資額で、
会社のNO2のポジション、経営者の社外CFO
として活用できるのです。
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お金のブロックパズルの活用方法をもっと多くの方に伝えるために、
セミナーを開催します。
会社のお金の流れが見えず困っている方、
ぜひお越しください。